2009年8月アーカイブ

 

今日は先週の続きで良く働いてくれるキャストマシーン(鋳造機)と乾式回転バレルのご紹介です。

 

少し長くなるかも・・・覚悟してねdelicious

 

まずは、先週作った「根付」の大まかな作業の流れをご紹介しましょう。

 

↓ 6種類の根付のデータをCAD(ライノ)で作成。

↓ CAD上で6種類の根付を各2個づつ計12個を平面へ配置。

↓ このデータ(12個)を切削機を使って2回造形(計24個)。

↓ 24個のワックスを埋没して銀でキャスト。

↓ キャスト後湯道をきれいに削り回転バレルで仕上げ。

↓ バレル上がり後輪カンとチェーンをつけて磁器バレルで再度肌を荒らすように光沢を出しました。

 

以上が大まかな作業のながれです。

 

では、写真をつけて簡単に説明しますね。長いよ~eye

 

20090826_13.jpg

まずはイラストをadobeのイラストレータでぱぱっとかいて、ライノ(CADソフト)にインポート。

一部のデザインを除いて厚みをつけるだけ。

 

チョー簡単smile

 

 

 

 

20090826_14.jpg

こちらが切削後のワックスです。

12個を2回切削しました。

合計24個の根付のワックスが出来上がりhappy02

 

 

 

 

 

20090826_1.jpgこちらは初登場電気釜です。

 

デジタルで温度管理が出来ますので、結構使いやすいです。

もう少し予算があればプログラム付きがほしいのですが、ちょっと贅沢ですね。

 

ガマンガマンweep

 

 

20090826_2.jpgあ、埋没の様子を撮るの忘れたsad

 

いきなりですが、釜の中で鋳型と呼ばれる物がこんがりと焼きあがってます。

そろそろ食べごろ・・・fastfood

 

私の最近の焼成パターンは、700℃でいっきに焼き上げ、その後500℃まで下げてからキャストします。

ちょっと横着かなcoldsweats01。でもすごくキレイに上るからこれでOKっと。

 

20090826_3.jpg

やっとのお披露目、こちらがキャストマシーンです。

小型ながら1200℃まで溶解してくれ、銀で100g、金で80gまで一回の鋳造で流せます。

おまけに1℃単位で温度管理が出来ますので、鋳肌はちょーキレイ。lovely

私のように一人でやってる程度ならこれでも贅沢品です。

 

20090826_4.jpg

こちらが地金を溶解している状態。

わっかりにくいですね。

すいませんです。coldsweats01

 

鋳造温度は970℃。

 

 

 

20090826_5.jpg

地金が溶けたら鋳型をセットしてっと、

真空のスイッチいれてっと、

 

さあ緊張の瞬間ですね。

 

 

 

 

20090826_6.jpg

鋳型に銀が流れた状態です。

白いところが石膏です。

真ん中の黒いところが銀です。

 

ここまでくればもう安心smile

 

 

 

20090826_7.jpg

鋳型から銀を取り出すとこんな状態です。

 

まっ黒の黒人さんです。

 

よそに鋳造を頼まれている方はこんな状態みたことないでしょう?

え!失敗?って思っちゃうかもしれませんが、次の写真を・・・。

 

20090826_8.jpg

黒人さんを希硫酸(硫酸を薄めた物)のお風呂に漬けてあげると、あら、不思議、白人さんになります。

 

不っ思議~ですね~。

 

 

 

 

20090826_9.jpg

ツリーから切り離して湯道を削ったところです。

やっとパーツが見えてきましたね~delicious

 

ほとんどの商品はここから手で磨いていきますが今回は便利な機械を使って磨いていきます。

 

 

 

 

20090826_10.jpgこちらもお初の機械。

回転バレル君です。宜ちく!

 

私の使っているのは2槽式、ちょっと不便ですが良く働いてくれます。

荒研磨から仕上げ研磨まで、4種類の研磨材をつかって磨いていきます。

4槽あれば、研磨剤の入れ替えをしなくて済みます。これから買うと言う方良く考えてねthink

 

 

20090826_11.jpg

槽の中に研磨剤と銀のパーツを放り込んでフタをしてっと。

後はスイッチをプチッと押すだけ。

 

 

 

 

 

 

20090826_12.jpgあ、磁器バレルの写真撮るのわすれた・・・gawk

本当は回転バレルの後に輪カンとチェーンをつけて磁器バレルで表面を荒らしました。

 

まっ、また磁気バレルは後日紹介しますね。

 

と言うわけで出来上がりです。

 

 

あ~しんど、書くのに一時間以上かかった。

 

じゃー次は・・・・なんやろ・・・・おたのしみにーdog

銀製の根付

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出来たcoldsweats01

 

20090822_2.jpg

すっべりこみセーフsmile

瓢箪、千鳥、蝶、笹、銀杏、紅葉、と6種類の根付を各4個で合計24個作りました。

 

あ~疲れたgawk

鋳造の写真と磨きの写真も一緒に撮ったので、次回はうちの頑張り屋さんのキャストマシーンと回転バレルを紹介します。

 

おったのしみに~wink

 じゃ!今日のお仕事はこれくらいにdog

20090821_1.jpg

 

いや~暑いcoldsweats01

残暑厳しいね~。

 

え!?上の写真?

おいしそうなラムネでしょ?

今日のおやつです。・・・嘘ですgawk

 

お世話になっている方からのご依頼で銀の根付を作ってます。

納期は明日の夜・・・sweat01

 

昨日CADでデータを作って夜から切削開始!

で、出来上がったのが今日のお昼。

今から埋没して、明日の朝に釜に入れて、昼過ぎに鋳造。

銀に鋳造後約20個程を夜までにピカピカshineに磨きます。

 

まにあうんやろか?shock

 

出来上がった根付は菓子切りにぶら下がる予定。

 

詳しくは解りませんが、

8月28日(金)~30日(日)

東京駅八重洲口正面にある「京都館」にて京の職人さんが催事を行います。

そこで、銅のペーパーナイフ手作り体験と 銀の菓子切り作りを体験できるワークショップを開催。

で、私の方で体験用の銀の板と出来上がった菓子切りにぶら下げる根付を用意することに。

 

明日の夜最終打ち合わせ・・・。

 

ん~急がねばdash

 

ご興味がある方はこちら「京都館

 

 

今日もチョー便利な"使えるやつ"をご紹介します。

 

タイトルは「オリジナル キサゲ」となっておりますとおり、自分で作ったキサゲをご紹介しますね。

 

20090820_1.jpg3本並んでおりますが、一番手前が非常によく使う手作りのキサゲです。

真ん中は切削機で使う特殊なミルです。

刃先(刃径)がなんと0.1mmの三角錐で出来てます。

これでよく自分の指をつきますweep

一番奥は、今回新しく作ったキサゲです。

こちらはいつも世話になっている後輩で師匠のS氏へプレゼント。使ってくれるといいんですが・・・。

 

で、何に使うかと言うと。。。

 

切削機で削ったワックスの屑をカキ出します。

刃先が0.1mmと非常に細かく、おまけに普通のエンドミルとちがって削りかすをカキ出してくれません。切削パターンを細かく設定すると取りやすくなりますが(屑)隙間などは残ってしまいますので、このキサゲで残ったワックス屑を掃除してやらなければなりません。

 

で、この特殊なミルと同じ太さで作りました。

刃先はピンピンで、角度は約10度くらい。

材質は・・・、ん~なんやろ?リューター用の先端工具の折れたやつを使ってますので、詳しくは解りませんcatface

 

で、こちらが今回作ったプレゼント用のキサゲ。師匠には柄付きです。eye

 

20090820_2.jpg

細かすぎてボケてますが、今回のキサゲは刃先はピンピンの五角錐で作りました。

ワックス屑をカキだしそのまま切削痕をならせるように5つの角を持たしました。

 

もう既に作ってたら自分で使おっとshine

 

 

 

 

 

いつものパターンですが、今日のお仕事を少しだけbleah

 

20090820_3.jpgCADでリングを両面切削!

 

CADはライノ、切削機はローランド。

どちらもほんと良く働いてくれます。

 

←解りやすいようにと色の違うワックスを使ってみました。コンビのリングになります。

 

緑の枠の中に緑色のリングと紫色のリングが入ってます。

このワッカの部分がリングになります。

もちろん鋳造時には緑と紫を別々の地金でキャストします。

 

大きさは、幅1.4mm、厚み1.7mmです。取り出す時気付けな折っちゃいそうで・・・。

まっ、今日はこんなとこです。bleah

夏の思い出

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あ~あ、夏休みが終わった・・・sad

 

楽しかったな~。

 

休み明けでねたがないので、この夏に遊んだ様子をUPしとこ・・・。

 

まず、地元のサッカーチーム"パープルサンガ"の応援soccer

 

20090818_2.jpg

この日は小学校1年生の長男を連れてサッカー観戦。

いや~楽しかった~catface

 

 

 

 

続いては、隣の県"滋賀県の鮎料理「松水」"

気軽に鮎料理が食べられるお気に入りスポットです。

もちろん食後はすぐ後ろにある琵琶湖でふるちん湖水浴


続いてはメインイベント"福井県の敦賀にある「水島海水浴場」"へsun

海水浴場といってもトイレしかない無人島です。

朝9時から夕方4時までの間しか入れません。

ゴミもなく透明度も高くそれ程混んでいないのでチョーお薦めです。

 

20090818_3.jpg 

 

島に渡るには2箇所から船が渡してくれます。

こちらの写真は船の上から。

毎回ワクワクドキドキの瞬間ですね。 

 

 

 

 

初日はあいにくの曇り、

岩場にはサザエやヤドカリ、カニ等。

カニ釣りにどっぷりはまった長男でした。

 

 

あ~面白かった。

楽しかった・・・。

ちょっと遊びすぎたwobbly

 

次は来月のキャンプ!

それまで、頑張って仕事しよpout

いやはや調子いいですね~。

今月は早くも3回目のブログ更新です。

今日は先日ご紹介した、もう一つの指輪のサイズをのばす道具の紹介です。

 

ま、とりあえず写真をeye

 

20090808_1.jpg

こちらの道具は、わりと手が出しやすい価格で販売されているかと思いますので、お持ちの方も多いかと思いますが、使ったことの無い方へちょっと自慢話を・・・catface

 

簡単に説明すると、奥にチラッと見えてるローラーみたいなもんです。

90°に折れ曲がった部分に歯車が見えると思いますが、その上にローラーの地金を伸ばす部分の小さい版がセットされています(一応名前は"駒"って言うらしい。)。

こちらにリングを挟み込み、銀色のレバーを電車のアクセルみたいに?回してやります。

 

360°回りますが、リングの厚みや石枠があったりと色々制約がありますので、イメージ的には

 

クイ!

クイ!

おっとっと・・・。

もいっちょ!

クイ!

ってな感じで、慎重にしごいていきます。

 

セットした写真はこちらupwardright

 

ちょっとわかりずらいかな?

 

上の写真と見比べてみて。

平打ちのリングが挟まってます。

この状態で、

「クイ!」

「クイ!」

「クイ!」

「クイ!」

っと、回していくわけです。

 

えっ?

 

丸いリングなんかつぶれちゃうって?

 

ご安心をthink

そんな時はこちらをeye

20090808_2.jpg

甲丸の駒が揃ってます。

 

はい!、考えた人に、拍手・・・、パチhappy02パチ!

 

え!?溝があったり、とがってたり、石が全周にある場合?

 

素直に切って地金足してください。coldsweats01

 

じゃ次は、もう一つのサイズ調整機を・・・。

嘘です。

すいません二つしか持ってません。

あとは、基本的には力技angry

金槌でたたいたり?切ってつなげたりとやってます。

 

あ、そのうち石の付いたリングのサイズ直しの方法をご紹介しますね。

案外知らない人も多いのでは?・・・。smile

先々月、先月と忙しかった~happy02

8月に入ってちょっと落ち着いてきました。

 

これからどんどん書くぞsign03

 

とっ、気合を入れて今月2回目のブログsign01

 

なんかいけそうな気がします。

 

でっ、今日の便利道具はこれwrench

20090806_1.jpg

 

リングサイズ整形器です。

整形器といっても形を整形する物ではありません。

なにをするかと言うと、指輪のサイズを大きくしたり小さくしたり出来ます。

 

サイズを大きくする時は二枚目の写真のように、突き出た棒に指輪を差込、後ろにあるレバーを引いてやると、な、なんと、棒が広がって?指輪の内径を大きくします。

で、サイズを小さくする時は三枚目の写真のように、丸くくぼんだところに指輪を置いて、こちらも後ろにあるレバーを引いてやると、な、なんと、指輪が丸くくぼんだところに押し込まれて小さくなると言う原理!

いったい誰が考えたんやろ、ある意味天才。

 

考えた人に、はい!拍手・・・、パチhappy02パチ!

 

し、しかーし、実は私はサイズ直しには使いませんthink

え?じゃなぜ持っているかって?

 

わっかるよね~。

 

そ、かっこいいからshine

 

それだけpout

 

あ、たまに使う時があります。

これは便利!!是非覚えて帰って。

 

異素材の地金を張り合わせたリングって見たことあるでしょ。

たとえば、リングの指にあたる部分がプラチナでリングの外側がピンクゴールドが張ってあるようなリング。

これを作る時なんかは異素材の地金の隙間にローと言うものを流し込みますが、この隙間が多すぎるとローがなんぼあってもたりません。

で、ここで登場します。二つの素材のリングを重ねてこの機械で"グッ"っと広げてやります。

そ、そうです。あらふしぎ隙間が無くなってくれます。

 

隙間がなさすぎるのもあれですが、ありすぎるとロー目が出て不細工になるので、ロー付け前には必ず"ぐっ"っとします。

便利でしょう~。

 

はい!、考えた人に、拍手・・・、パチhappy02パチ!

 

次回は、よく使う方のサイズ調整器をご紹介しますね。

おたのしみに~dash

 

 

あ、今日のお仕事を一つだけ・・・eye

20090806_2.jpg

 

 

大きくは見せれませんが、筆記体のローマ字が並んでいます。こちらもワックスでの納品。

 

最近地金をあんまりさわってないような気が・・・coldsweats01

 

気を緩めるとすぐに一ヶ月経ってしまいます・・・coldsweats02

 

で、なんか書かなくっちゃと今日取り出したのは?

お題のお通りチョー便利なワックスをご紹介します。

 

皆さんワックスを扱っている時やパターンワックスを取った時に小さな穴(巣)や削りすぎたりしたときってどうされてます?

ごっそり無いときなどはワックスを溶かして盛ったりしてますよね。

でも、ちょっとした穴なんかは盛ったりして削ったりしてな~んて邪魔くさいですよね。

 

そんなときはこれ↓

20090804_2.jpg

パッチイージって言います。

バターのような質感でスパチュラにちょっと取って穴やキズなんかに押し込んでやります。

簡単に修復出来ます。

ヤスリなどはあてられませんが、キャスト前にちょちょっと巣なんか埋めるのにはもってこいのアイテムです。

 

 

 

 

 

どんなもんかと言いますと・・・。

そこらに転がっているワックスをためしに

ぺたぺた・・・

ぬりぬり・・・

ささっと。こんな感じです。down

20090804_1.jpg

 

今回は石留め用の下穴をぱっぱっと数十秒で片付けました。

作業イメージはマーガリをバターナイフですくってパンに塗りこむような感じです?think

便利でしょう?案外使った事無い人がいるようなのでお薦めします。

 

その他ワックスには色んな用途に使える物があります。

粘土のようにぐにゃぐにゃと形を作れる物や水に溶ける物などいろいろdog

こちらもそのうちご紹介しますね。

 

で、さりげなく今日のお仕事を少し・・・。

丸い石枠をちりばめた素敵なジュエリーring

20090804_3.jpg

 

さっ納品してきましょrun

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