今日は先週の続きで良く働いてくれるキャストマシーン(鋳造機)と乾式回転バレルのご紹介です。
少し長くなるかも・・・覚悟してね![]()
まずは、先週作った「根付」の大まかな作業の流れをご紹介しましょう。
↓ 6種類の根付のデータをCAD(ライノ)で作成。
↓ CAD上で6種類の根付を各2個づつ計12個を平面へ配置。
↓ このデータ(12個)を切削機を使って2回造形(計24個)。
↓ 24個のワックスを埋没して銀でキャスト。
↓ キャスト後湯道をきれいに削り回転バレルで仕上げ。
↓ バレル上がり後輪カンとチェーンをつけて磁器バレルで再度肌を荒らすように光沢を出しました。
以上が大まかな作業のながれです。
では、写真をつけて簡単に説明しますね。長いよ~![]()

まずはイラストをadobeのイラストレータでぱぱっとかいて、ライノ(CADソフト)にインポート。
一部のデザインを除いて厚みをつけるだけ。
チョー簡単![]()

こちらが切削後のワックスです。
12個を2回切削しました。
合計24個の根付のワックスが出来上がり![]()
こちらは初登場電気釜です。
デジタルで温度管理が出来ますので、結構使いやすいです。
もう少し予算があればプログラム付きがほしいのですが、ちょっと贅沢ですね。
ガマンガマン![]()
あ、埋没の様子を撮るの忘れた
。
いきなりですが、釜の中で鋳型と呼ばれる物がこんがりと焼きあがってます。
そろそろ食べごろ・・・![]()
私の最近の焼成パターンは、700℃でいっきに焼き上げ、その後500℃まで下げてからキャストします。
ちょっと横着かな
。でもすごくキレイに上るからこれでOKっと。

やっとのお披露目、こちらがキャストマシーンです。
小型ながら1200℃まで溶解してくれ、銀で100g、金で80gまで一回の鋳造で流せます。
おまけに1℃単位で温度管理が出来ますので、鋳肌はちょーキレイ。![]()
私のように一人でやってる程度ならこれでも贅沢品です。

こちらが地金を溶解している状態。
わっかりにくいですね。
すいませんです。![]()
鋳造温度は970℃。

地金が溶けたら鋳型をセットしてっと、
真空のスイッチいれてっと、
さあ緊張の瞬間ですね。

鋳型に銀が流れた状態です。
白いところが石膏です。
真ん中の黒いところが銀です。
ここまでくればもう安心![]()

鋳型から銀を取り出すとこんな状態です。
まっ黒の黒人さんです。
よそに鋳造を頼まれている方はこんな状態みたことないでしょう?
え!失敗?って思っちゃうかもしれませんが、次の写真を・・・。

黒人さんを希硫酸(硫酸を薄めた物)のお風呂に漬けてあげると、あら、不思議、白人さんになります。
不っ思議~ですね~。

ツリーから切り離して湯道を削ったところです。
やっとパーツが見えてきましたね~![]()
ほとんどの商品はここから手で磨いていきますが今回は便利な機械を使って磨いていきます。
こちらもお初の機械。
回転バレル君です。宜ちく!
私の使っているのは2槽式、ちょっと不便ですが良く働いてくれます。
荒研磨から仕上げ研磨まで、4種類の研磨材をつかって磨いていきます。
4槽あれば、研磨剤の入れ替えをしなくて済みます。これから買うと言う方良く考えてね![]()

槽の中に研磨剤と銀のパーツを放り込んでフタをしてっと。
後はスイッチをプチッと押すだけ。
あ、磁器バレルの写真撮るのわすれた・・・![]()
本当は回転バレルの後に輪カンとチェーンをつけて磁器バレルで表面を荒らしました。
まっ、また磁気バレルは後日紹介しますね。
と言うわけで出来上がりです。
あ~しんど、書くのに一時間以上かかった。
じゃー次は・・・・なんやろ・・・・おたのしみにー![]()


3本並んでおりますが、一番手前が非常によく使う手作りのキサゲです。
CADでリングを両面切削!











